南沢かぶ(みなざかぶ)

左:南沢かぶ 右:南沢かぶの甘酢漬け

解説

アブラナ科

山形県尾花沢市の南沢地区を中心に栽培されている長カブの一種。「みなざ」の読みは正式なものなのか方言かは不明。

葉はやや明るい緑、根は少しピンクがかった赤色をしている。

山形では9月頃に種まきする。東京でも同じくらいでいいかも。又根にならないよう土中の石は念入りに取り除いておく。

アブラナ科の野菜は他のアブラナ科野菜と容易に交雑するので、採種時は不織布で覆うなどの対策が必要。

調理

甘酢漬け

材料はカブ2kgに対し調味料は塩50g、4.2%酢酸180㏄、ザラメ250g(暖地では砂糖より保存がきく)。

好みの厚さに切ったカブを上記の調味料を混合したものに漬け、5日~1週間ほどおいて完成。全体が淡い桃色に染まってきれい。

皮をむくか、あく抜き・下漬けをするかは個人の好みで。

 

※実際に栽培してみて、食べてみた感想を含みます。栽培条件等により生育・味は変わります。また、人によってその感じ方も異なります。