ライムギ

左:出穂期のライムギ

中:開花したライムギ

右:成長期

下:登熟したライムギ

解説

イネ科

小アジア~コーカサス地方原産の麦。元々小麦畑の雑草だったものが、小麦と混同されて栽培されるうちに見た目が小麦に似てきたとか。酵母と乳酸菌による発酵を利用した独特のライムギパンにして食べるのが伝統的な利用法。

種まき時に乾燥に注意し、冬に適当に踏んでおけば問題なく育つ。背が高い(1.5~1.8m)ので植える際は日当たりも多少考えた方がいいかも。春に茎が伸びてくるまで雑草と競合させると、比較的コンパクトに収まる(それでも1.3~1.4mはありそう)。

寒さ・乾燥に強く多収、粉を挽いてパンも焼け栄養満点、緑肥にも使えるという穀物界のリアルチート的存在である。  

当ゼミでは畑の境界に目印・観賞用として植えています。

 

 

※実際に栽培してみた感想を含みます。栽培条件等により生育は変わります。また、人によってその感じ方も異なります。