モロヘイヤ

有毒だから種子や莢は食べないでね

解説

解説

アオイ科(クロンキスト体系ではシナノキ科)

夏にとれる貴重な葉物野菜。

非常に栄養価が高く、原産地であるエジプトの王が重病に罹った際、モロヘイヤのスープを飲んだことで回復したという逸話がある。

そんなわけで名前の由来も「王様の野菜」というエジプトの言葉から来ているらしい。 

病害虫に強く、特に対策は必要ない。ただし、生育初期は生長速度が遅いため、小さいうちは乾燥に注意すること。 

先端の若い葉を摘んで収穫する。葉腋から腋芽が次々伸びるので、収穫すればするほど収量は上がる。

実・種子は有毒。収穫の際は混入しないよう注意。

調理

ぬめりがある。

シンプルな調理法は、葉をさっと湯がいてから刻み、納豆に入れたり醤油で味付けしてご飯にかけて食べる。

野菜の中では2番目にβーカロテン含量が多い 

 

※実際に栽培してみて、食べてみた感想を含みます。栽培条件等により生育・味は変わります。また、人によってその感じ方も異なります。

注:可食部100g当たり。ちなみに1位はシソでした。